📅 2026年11月5日公開:自分で注文した10食を、1日1食ずつ食べながら書いています。食べ終えたら「10食食べ終えて」の章と実食ログを足します。

母がご飯を作らなくなって。宅配弁当って、実際どうなんでしょう

自分で10食注文して、食べてみました
先に結論です。ふだんの食事に制限がない親なら、お試しの10食を1日1食から。口に合うかは親に聞いて、続けるかどうかは親が決める。これが、自分で注文して食べてみた私の答えです。
私は食事の専門家ではありません。理学療法士として、食べる量と動く量、体重の変化を毎日見ている立場です。その目で、ワタミの宅食ダイレクトの「いつでも五菜」を自分で注文し、量・味・やわらかさ・温める手間・袋の開けやすさを実際に確かめました。一度も試したことがない方は、一度は試してみてほしい。私はおいしいと感じました。
先に答え|食べて分かったこと5つ
🏥 食べてみての、正直なところ
- 量——高齢の親には十分。若い私には少なめで、ご飯の量で調整しました
- 味——ちょうどよい。一口目と、汁がたまったところは濃いめに感じます
- やわらかさ——全部やわらかい。カツも箸で切れました
- 手間——電子レンジで表示どおり4〜5分。袋型ははさみが要り、トレー型はフィルムをめくるだけ
- 値段——お試し10食で送料込み5,980円(1食598円)。定期と都度があり、私は都度購入で試しました
注文したもの|お試し割10食(定期と都度があり、今回は都度購入)
注文したのは「いつでも五菜 10食セット お試し割」です。五菜は、主菜1品と副菜4品が1つのパックに入っています。
- 金額:税込4,990円+送料990円=5,980円(2026年10月30日注文時点。送料は注文画面で確認してください)
- 支払い:クレジットカード。10月30日に注文して、11月1日発送、11月2日に届きました
- 定期購入と都度購入があり、私は今回、都度購入で試しました。明細書の「次回発送予定日」は空欄で、次が勝手に届くことはありません
- 購入回数が増えると割引率が上がる会員ランクがあります(4回で1%、最大8%)。続けるかどうかを決めるのは、お試しの後で大丈夫です
副菜2品の「いつでも三菜」にもお試し割があります。三菜と五菜の選び方は、あとの章で書きます。
届いた日|受け取りと、冷凍庫に入るか
佐川急便の冷凍便で届きました。箱は白い段ボールで、幅は約33〜34cm。ドライアイスや保冷剤は入っておらず、箱ごと冷たい状態で、中身は凍ったままです。
受け取ったときの印象は、重さというより大きさです。高齢の親が玄関で受け取るなら、両手で抱える前提で考えてください。お届け日も指定できます(最短で3日後くらいでした)。時間帯は19〜21時にして、仕事の日でも夜に受け取れました。

1パックの大きさは、横25cm・縦17.5cm・高さ3cmくらい。一人暮らし用の冷凍庫でも、10食が入りました。ほかに大きいものを入れていると難しいと思います。賞味期限はパックごとに違い、届いた分は2027年3月〜8月。急いで食べなくて大丈夫です。
箱には、明細書と10食分の献立表、手書き風のお礼の手紙が入っていました。手紙は「冷凍や加熱で損なわれがちな風味や食感のために試作を繰り返した」「食事の用意にかかる時間を託してもらえたらうれしい」という内容です。親の家に届いたときに、こういう一枚が入っているのは、家族として少し安心できるところだと思いました。
パッケージは2種類|袋型とトレー型で、開け方が違う

届いた10食には、パッケージが2種類ありました。どちらも電子レンジ専用で、中身は黒い5区画のトレーです。
- 袋型——温める前に、袋の右下の切り取りマークをはさみで切ります。温めた後、袋から出すときにもう一度はさみ。このとき、汁と蒸気でやけどに注意が必要です
- トレー型——左下の「OPEN」の角からフィルムをめくるだけ。はがしやすく、熱くもありませんでした。はさみは要りません
どちらが届くかは選べません。袋型ははさみが必要です。
実食1食目|ロースカツ玉子あん(袋型)

- 副菜:高野豆腐の含め煮・大根の塩茹で・大豆のおかか和え・里芋の黒酢あん
- 表示:1食207g・348kcal・たんぱく質16.4g。500Wで4分20秒
- 温め:表示どおりの時間で、底や中心に冷たいところはありませんでした。「冷たい場合は10秒ずつ追加」と書いてあります
- やわらかさ:全部やわらかい。カツも箸で切れました。硬かった副菜はありません
- 味:香りと一口目は濃い感じ。汁がたまっているところは濃く、それ以外はちょうどよい味でした
- 量:私には物足りず、ご飯の量で調整しました。5品あるので、食べていて飽きません。完食です
- 片づけ:さっと水ですすいで、乾いたらプラゴミへ。ごみは小さく、簡単でした

実食2食目|ビーフストロガノフ(トレー型)


- 副菜:マッシュポテト・いんげんとコーンのバター炒め・キャロットラペ・キャベツコンソメ炒め
- 表示:1食173g・327kcal・たんぱく質7.8g・食塩相当量1.9g。500Wで4分50秒
- 温め:表示どおりで足りました。片づけをしている間に温まっていて、早いと感じたくらいです
- 開けやすさ:フィルムははがしやすく、熱くもない。親が自分で開けられると思います
- やわらかさ:全部やわらかい。味もよかったです
- 量:少し小さく、食べ応えが足りない気がしました。肉がもう少しほしい、というのが若い私の感想です。ベーコンも入っていましたが、物足りなさは残りました
📝 実食ログ(食べ次第、追記します)
| 日 | メニュー | 型 | 量 | やわらかさ | たんぱく質 |
|---|---|---|---|---|---|
| 11/2 | ロースカツ玉子あん | 袋 | 親には十分 | 全部やわらかい | 16.4g |
| 11/4 | ビーフストロガノフ | トレー | 親には十分 | 全部やわらかい | 7.8g |
理学療法士の目で「親に出すなら」
「量が少なめ」は、高齢の親には弱点ではなく利点だと思っています。リハビリの現場では、「食べきれずに捨ててしまう」という話をよく聞きます。残して捨てるのが続くと、食べること自体がおっくうになります。1パックで食べ切れる量であることは、親にとっては大事な条件です。
一方で、たんぱく質の量は1食ごとに差があります。パックの表示を見て、少ない日は卵・牛乳・豆腐・ヨーグルトのどれかを足してください。ご飯は自分で用意する前提なので、量はご飯で調整できます。
食べる量が落ちると、動く力も落ちます。動かなければ、お腹もすきません。この悪い循環を止めるには、「ちゃんとした一食」が1日に1回入ることが、思っている以上に効くと思います。
🏥 リハビリの現場で聞く、食事の声
- ご家族から:「料理が大変」「包丁が危ない」。簡単に食べられるものがほしい、という相談が多いです
- 使っている方から:「手軽だからね」。今まで「おいしくないでしょ」と思っていた方も、ぜひ試してみてください。良いと思ったら、毎日ではなく日々の助けとして続けてみるのはどうでしょうか
- 若いけれど、膝の痛みで立って料理をするのがつらく、頼んでいる方もいます。年齢に関係なく使える手段です
- 「いつもスーパーやコンビニで買うだけだから、宅配食だと楽」と話していた方もいました。入口は「体にいい」より「楽」です
スーパーやコンビニの惣菜だけだと、栄養が偏りやすいのが心配なところです。これなら主菜と副菜4品が1パックで、しかも家に届く。買いに行かなくていいことは、親にとっても家族にとっても大きなメリットです。
毎日これにするという話ではなく、こういう手段もありますよ、という紹介です。宅配食を使う日があると、手作りの料理がいっそうおいしく感じられると思います。家族との食事の時間をより大切にできれば、この宅配食の意味も増すのではないでしょうか。
三菜と五菜、どっち? 1日のどの食事に使う?
- 五菜(主菜+副菜4品)——私が食べたのはこちら。品数が多いので、食べていて飽きにくいのが実感です
- 三菜(主菜+副菜2品)——量が少なめでよい方、価格を抑えたい方向け。私はまだ食べていないので、違いは品数と価格で判断してください
- 食事に制限がある親——いつでも五菜は、ふだんの食事と同じ硬さの料理です。病院や施設で「やわらかめで」と言われているなら、やわらかさを売りにしたシリーズを選ぶか、担当の管理栄養士や主治医に食事の形を確認してから決めてください。塩分やたんぱく質の制限がある方も同じです
どの食事に使うかは、まず1日1食から。作るのがいちばんつらい食事に当ててください。昼を抜きがちな親なら昼に、夜に火を使うのが心配なら夜に。そこで口に合うかを本人に聞いてから、増やすか決めれば十分です。
親が乗り気でないとき|私の正直なところ
先に言っておくと、「嫌がる親を説得した」という経験は、私には多くありません。だから、ここは現場で聞いた声から言えることだけを書きます。
- 入口は「楽」——続いている方が口にするのは「手軽だから」です。「体にいいから」と勧めるより、「温めるだけで5品そろう」「買いに行かなくていい」のほうが届きやすいと思います
- 残しても気にしない——残して捨てる話が多いからこそ、食べ切れる量であることが大事です。残った分は、無理にすすめません
- 本人に選んでもらう——10食分の献立表が同封されています。「今日はどれにする?」と選んでもらうだけで、「出されたもの」から「自分が選んだもの」に変わります
- 1日1食から——全部を置き換えようとしないこと。1食だけなら、親も試しやすいです
家族の手が要る場面
電子レンジの操作や、冷凍庫に何が入っているかの管理が難しくなっている場合は、温めて出すところまで家族が担うか、手渡しで届けて様子も見てくれる配食のほうが安心です。制度や使い分けは、高齢の親の配食サービスの記事にまとめています。
よくある質問
Q. 味は?
食べたものは、どれもおいしかったです。正直に言うと、一口目と汁がたまったところは濃いめです。全体としては、ちょうどよい味でした。
Q. 定期にしないとダメ?
定期購入と都度購入があり、私は都度購入で試しました。定期にすると割引がある代わりに「3回以上のお届け」が条件で、変更や休止は次回お届けの6日前まで、とされています(2026年10月時点の公式サイト)。注文画面で、定期と都度を間違えないように気をつけてくださいね。
Q. 送料は?
私が注文したときは990円(税込)でした。時期やキャンペーンで変わるので、注文画面で確認してください。
Q. 賞味期限は?
冷凍で数か月あります。届いた10食は2027年3月〜8月でした。1日1食のペースでも、急ぐ必要はありません。
Q. 冷凍庫に入る?
一人暮らし用の冷凍庫でも入りました。1パックは横25cm・縦17.5cm・高さ3cmくらいで、ほかに大きいものを入れていると難しいので、届く前に少し空けておくと安心です。
Q. ごみは?
トレーと袋は、水ですすいで乾かしてプラゴミへ。小さくて、捨てるのは簡単です。
10食食べ終えて(11月中旬に追記します)
残りを食べ終えたら、硬かった副菜、おいしかったメニュー、いまいちだったメニューをここに足します。上の実食ログも、食べるたびに1行ずつ増やしていきます。
PTからひとこと|続けるかどうかは、親が決める
宅配弁当は、親の食事を「家族が管理するもの」にしないための道具だと思っています。家族ができるのは、試す機会をつくることと、食べ切れる量にしておくこと。そのあとは、親が「楽だね」「おいしいね」と言うかどうかです。続けるかどうかは、親が決めればいい。それで十分です。
まとめ|食事に制限がなければ、お試し10食を1日1食から
- 量は高齢の親には十分。味はちょうどよく、全部やわらかい
- 温めは表示どおり4〜5分。袋型ははさみが要り、トレー型はめくるだけ
- たんぱく質は1食ごとに差があるので、少ない日は卵や牛乳を足す
- お試し10食は送料込み5,980円。定期と都度があり、私は都度購入で試した
- 入口は「楽」。本人に選んでもらい、1日1食から。続けるかどうかは親が決める
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