
「親のこと、最近なんか心配で…でも何から手をつければいいかわからない」
そんな方のために、この記事を書きました。
理学療法士として患者さんの自宅を訪問してきた経験から言うと、転倒・介護のリスクは「気づいたときに少し整えるだけ」で大きく変わります。大がかりな工事や、介護保険の申請が必要になる前にできることがたくさんあります。
このページでは、当ブログの介護・転倒予防に関する記事を場所別・目的別にまとめています。気になるところから読んでみてください。
🗺 何から始める? まずはこの順番でOK
全部やる必要はありません。転倒リスクが高い場所から、ひとつずつで十分です。気になるステップから読んでください。
- 親の「今の状態」を確認する(まずはここから)
- 夜間の転倒対策(センサーライト・ルームシューズ)
- 玄関を整える(手すり・腰掛け/毎日使う場所)
- お風呂の安全グッズ(ヒヤリが多い場所)
- 外出時の靴を見直す(外での転倒も防ぐ)
📌 こんな方に読んでほしい記事です
- 親の転倒が心配だが、何から始めればいいかわからない方
- 帰省のたびに「なんか老けたな…」と感じている方
- 介護保険はまだ先だが、今できる対策を知りたい方
- 自費でできる安全グッズを探している方
① まず「親の状態」を確認する
対策の前に、まず親御さんの今の状態を把握することが大切です。帰省時に「衰えのサイン」を見分けるポイントをまとめました。
② 夜間の転倒リスクを下げる
高齢者の転倒で最も多いのは、夜間のトイレに立ったときです。暗さ・眠気・寝起きのふらつきが重なるこの時間帯に何ができるかをまとめました。
③ 場所別・安全グッズを整える
転倒は「特定の場所」で起きやすいです。家の中でリスクが高い順に整えていきましょう。
🚪 玄関
段差・靴の着脱・暗さが重なる玄関は、毎日必ず通る転倒の多発ポイントです。
🛁 お風呂
浴室は「濡れた床+裸で動く+温度変化」という三重のリスクがある場所です。 浴槽のまたぎが不安になってきた場合は、浴槽のまたぎが不安な高齢の親へ|またぎ方・シャワーチェア・浴槽台もあわせてどうぞ。
🛏 寝室・廊下
夜中のトイレへの導線(寝室→廊下→トイレ)は、暗さと眠気が重なる危険なルートです。
🚽 トイレ
立ち座り・お尻を拭く動作・夜間の移動——トイレは転倒の起きやすい動作が集中する場所です。
🏠 リビング
こたつや床座りの習慣、小物のつまずき、敷居の段差——リビングには毎日の生活の中に転倒リスクが潜んでいます。
退院が決まっている方は、家族指導で伝えている順番をまとめた退院前に家を整える|PTが写真で送ってほしい7か所と、レンタルか改修かの決め方から読むと、何から手をつけるかが決まります。
④ 手すりをどこに・どうつけるか
手すりは転倒予防の基本ですが、どこにどうつけるかで効果が大きく変わります。工事が必要なものと置くだけのものの使い分けも解説しています。
⑤ 外出時の靴を見直す
外出時の靴選びも転倒予防の重要な要素です。かがまずに履けること・かかとが固定されることがポイントです。
▶ リハビリシューズと普通のスニーカーで迷ったら、リハビリシューズと普通のスニーカーどっち?をどうぞ。
⑥ 夏の室内熱中症を防ぐ
「熱中症は外で倒れるもの」と思われがちですが、高齢者の熱中症は自宅の室内で起きるケースが非常に多いです。暑さを感じにくい・水分を控える・エアコンをつけないなど、高齢者特有のリスクと対策を解説しています。
⑦ ひとり暮らしの親が心配な方へ
「離れて暮らしていて、転倒していても気づけない」——そんな不安を抱える家族の方に向けて、ひとり暮らしの高齢者に転倒が多い理由と、家族にできることをまとめました。
⑧ 杖・歩行補助グッズを検討する
「そろそろ杖が必要かも」と感じながら、本人が嫌がって困っている方へ。嫌がる理由を正しく理解することが、上手に勧めるための第一歩です。
杖や歩行器の使い方・借り方は、こちらも参考にしてください。
介護そのものに「もう限界かもしれない」と感じている方は、こちらもあわせてどうぞ。
▶ 在宅介護に限界を感じたら|PTが見てきた「頑張りすぎる家族」の話
⑨ あわせて整えておきたいこと
場所の安全に加えて、毎日の暮らしの中で見落としがちなポイントもまとめておきます。気になるものから読んでみてください。






⑩ 入院・退院が決まったら
入院中から退院後の暮らしまで、家族が迷いやすい場面ごとの記事です。
⑪ 仕事・お金・制度のこと
介護と仕事の両立、介護保険やお金のことで迷ったときに。
⑫ 毎日の健康と暮らしを見守る
食事・薬・体力・詐欺対策など、離れていても気にかけたいことです。
PTからひとこと|優先順位の考え方
「全部やらなきゃいけないの?」と思った方、安心してください。
理学療法士として伝えたいのは、完璧にやらなくていいということです。転倒リスクが高い場所から、ひとつずつ対策するだけで十分です。
⭐ PTおすすめの優先順位
- まず衰えサインを確認する(今の親の状態を知る)
- 夜間の転倒対策(センサーライト・ルームシューズ)
- 玄関の手すり・腰掛けを整える(毎日使う場所から)
- お風呂の安全グッズを揃える(ヒヤリハットが多い場所)
- 外出時の靴を見直す(外での転倒も防ぐ)
「何から始めればいいかわからない」という場合は、お気軽にご相談ください。
このブログを書いている理由は、私が「介護×転倒予防」のブログを書く理由にまとめています。



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